執行書類作成を司法書士に依頼する理由

民事執行手続とは、債務者が債務の履行が十分に受けることができないとき、債権者が、債権を回収するために、担保や財産を差し押さえて強制的に債権回収を実現する手続きです。もっとも、いくら債務が返済されないからといって、相手のところにいきなり押しかけて財産を奪い取るような「自力救済」の方法は禁止です。そこで、強制的に債権回収をするためには、民事執行法に定められた厳格な手続きに従って行うことが要求されます。そして民事執行法では、執行は裁判所の手続きによって実現することが定められています。

民事執行手続きには、裁判で勝訴判決や裁判上の和解を得た方が利用できる「強制執行手続」と、抵当権などの担保権を有している方が利用できる「担保権の実行手続」の2種類があります。

裁判所の手続きを利用するにあたっては、必要な書類が全て揃っていて、また中身も正確なものが提出されなければいけません。そして、裁判所に提出する書類は当然ながら内容的に難しいものが多く、提出する書類の数も多いので、一般の方には、どの書類が必要なのか、中身はどのように書けばいいのか、必要書類はどのように入手するのか、が分からないというのが実情です。

まずは専門家と面談をすることをおすすめします。なかでも司法書士は、法律の書面作成のプロですから、安心してお任せいただけますし、ご自身で進めるよりもスムーズです。また、同じ法律の専門家として、行政書士や弁護士もいますが、行政書士より業務範囲が広く民事執行には十分な対応が可能ですし、弁護士よりも平均的に費用も抑えられます。皆さまにとって、身近な法律のプロである司法書士にお気軽にご相談ください。

愛次司法書士事務所では、千代田区、台東区、江東区、練馬区にお住まいの皆さまを中心に東京、神奈川、埼玉、千葉、静岡、山梨の皆さまからのご相談を承っております。消費者問題、休眠担保等抹消訴訟、相続、金銭トラブル、民事執行手続き（執行書類作成）、商業登記（会社・法人等の登記手続）、140万円以下の訴訟、債務整理など、幅広い分野からのご相談に対応可能です。お客様のご依頼の本質をつかみ、ひとつひとつの業務を丁寧に、お客様にわかりやすい説明や満足のいくサービスの提供を心がけています。初回相談は無料です。お悩みの方は是非当事務所までご相談ください。